きものやまと
洗える着物特集

やまと可憐 きものやまとベーシック ハレノヒ小袖 江戸日和
洗える着物

きものやまとの洗える着物特集

ビギナーにもユーザーにも人気の洗える着物。その魅力を徹底解剖

 「着物は着たいけど、汚してしまったらどうしよう…」といった心配事を多く耳にします。雨の日は裾の泥はね、食事の際には食べこぼしなど、着物であれば尚更、心配ですよね。そんな中、ご自宅の洗濯機で洗えて、汚れが気にならない「洗える着物」は、着物ビギナーのみならず、お稽古ごとなど普段からよく着物をお召しになる着物ユーザーまで、幅広い人気を博しています。こちらのページでは、洗える着物の特徴や、選び方・スタイリングのポイント、洗える着物の洗い方などのお役立ち情報をはじめ、きものやまとオリジナルアイテムのご紹介まで、多角的に洗える着物の魅力を徹底解剖いたします。

洗える着物 スタイル1 洗える着物 スタイル2 洗える着物 スタイル3 洗える着物 スタイル4

#洗える着物 #ウォッシャブル着物
洗える着物とは?
その特徴と魅力

洗える着物の魅力

洗える着物とは?
− メリットとデメリットを解説

洗える着物の特徴

 洗える着物とは、一般的にポリエステル素材などの化学繊維(合繊繊維)を素材としてつくられた着物のことを指し、代表的なものには「東レシルック」などが挙げられます。ご自宅の洗濯機や手洗いで簡単にお手入れできることが最大の特徴です。ちなみに、天然繊維である木綿や麻の着物もご自宅で洗えるという点より、ポリエルテル素材の着物と共に人気があります。ポリエステル素材の着物というと、「なんかゴワゴワしていそう…」「静電気が気になるのよね…」といったお声も耳にしますが、それも今は昔。技術の進歩と企業努力によって、今では生地も染めも日々進化しています。きものやまとオリジナルの代表的な洗える着物「やまと可憐」は、東レシルックなどを手がける東レアルファート株式会社とやまとが共に、静電気を半永久的に抑えると同時に、風合いや光沢にもこだわり開発した生地「エルマジック」を使用しており、シルクのような肌触りを実現しています。

洗える着物の主なメリット

  • お手入れ・保管が楽
  • お求めやすい価格帯
  • 耐久性に優れている
洗える着物 生地

ご自宅の洗濯機で洗える気軽さ & 保管も楽チン

 洗える着物は、ご自宅で洗えるといった気軽さが大きな特徴です。洗濯ネットに入れてご自宅の洗濯機で洗うことができ、軽く脱水したあとは着物ハンガーにかけて陰干しすればOK、アイロンも基本的にはかけなくても大丈夫です。また、ポリエステル素材は、シワになりにくいといった特徴があるほか、虫食いやカビ、黄変の心配がほとんどなく、保管も洋服と同じように扱えるため、着物に慣れていないビギナーの方にとっても心強い味方です。

洗える着物 お手入れのポイント

正絹の着物に比べ、お求めやすい価格帯

 洗える着物は、正絹の着物と比べても手頃な価格帯でお求めやすいとビギナー・ユーザー問わず人気があります。ポリエステル素材のプレタ着物には1万円以下のものもあれば、マイサイズオーダーで高機能性を備えた反物でも3万円〜5万円、生地だけでなく染めや柄にこだわったハイクラスのもので10万円台と、正絹の着物よりお求めやすいのも嬉しいメリットです。

きものやまとオリジナルアイテム

優れた耐久性

 ポリエステル繊維は強度が高く、日常的な着用や洗濯機で繰り返し洗っても生地が傷みにくいといった特徴があります。また、水に濡れても縮みにくく乾きやすいため、雨の日でも安心してお召しいただけます。さらに、ポリエステル繊維は、シワが他の繊維と比べてつきにくいため、観劇などで座る時間が長い場合や、旅行への持ち運びにも適していることもメリットの1つです。

洗える着物のデメリット

天然繊維に比べ通気性と吸湿性が低い

 絹や綿・麻・ウールなどの天然繊維は元々、通気性や吸湿性に優れていますが、ポリエステルなどの化学繊維(合成繊維)は、通気性と吸湿性において天然繊維に劣ります。また、帯電防止といった高機能性を備えた洗える着物もありますが、特に1万円以下のプレタ着物などは静電気が起こりやすく、乾燥する冬場などは足にまとわりついて裾捌きが悪いといわれることもあります。

※洗える着物の中でも、デメリットを改善した機能性を備えた素材のものから安価なものまで様々あります。

洗える着物の種類 ー 洗える着物には
どんなものがあるの?

用途に合わせた着物の種類

 洗える着物と一括りにいっても実は、ご自宅の洗濯機で洗えるポリエステル素材の「訪問着・付下げ」や「色無地」「小紋」などがあります。友人の結婚式やパーティーなどの華やかな席には「洗える訪問着(付下げ)」、茶道などのお稽古事などで活躍する「洗える色無地」、お食事会やお出かけ、観劇など、カジュアルシーンを彩る「洗える小紋」というようにその種類も豊富です。

#洗える着物 #ウォッシャブル着物
洗える着物 選び方のポイント

まずはご着用シーンに合わせて着物の種類を選びましょう

まずはご着用シーンに合わせて着物の種類を選びましょう

洗える小紋/
やまと可憐・きものやまとベーシック

カジュアルシーンにおすすめなのは「洗える小紋」

 小紋とは、着物全体に細かな模様が繰り返し染められた着物で、主にカジュアルなお出かけ着や普段着として着用されます。例えば、友人とのお食事会などでは、万が一食べ物や飲み物をこぼしてしまっても洗える着物なら安心。とっても重宝します。また、歌舞伎やコンサートといった観劇で長時間 椅子に座るような席でも洗える着物ならシワになりにくいため適しています。これから着物を楽しんでみたい!という方は、まず「洗える小紋」からスタートしてみてはいかがでしょう。色柄のバリエーションも豊富に揃っています。柄や模様に決まりはなく、洋服でいう柄物のワンピースのようなものです。その色柄は多種多様で、自分の好みにあった色柄の小紋を自由に楽しみましょう。

<おすすめのご着用シーン>

古都散策

古都散策

お食事会

お食事会

美術館めぐり

美術館めぐり

観劇・コンサート

観劇・コンサート

お気に入りのカフェ

お気に入りのカフェ

ショッピング

ショッピング

お正月

お正月

お稽古

お稽古

<Pick up item|おすすめの洗える小紋>

洗える色無地/やまと可憐

洗える色無地/やまと可憐

汎用性の高い「洗える色無地」

 白生地を黒以外の色で染めたもので、柄のない着物を色無地といいます。生地自体に地紋(織模様)の入ったものなどもあり、印象が生地によって変わります。紋を入れる(一般的には一つ紋)ことで格が上がり、準礼装として着用できます。最近では汎用性を求めて紋を入れない方も多くいらっしゃいます。袋帯を合わせてセミフォーマルの席に、名古屋帯を合わせてお稽古やお食事会、カジュアルなお出かけなどにもお召しいただけます。また、色無地は、合わせる「帯や小物」で印象がガラリと変わり、飽きがこず、その時々で様々な装いを楽しむことができるのも魅力の一つです。

<おすすめのご着用シーン>

お稽古

お稽古

入学式・卒業式の参列

入学式・卒業式の参列

お茶席

お茶席

お食事会

お食事会

美術館めぐり

美術館めぐり

観劇・コンサート

観劇・コンサート

お正月

お正月

古都散策

古都散策

<Pick up item|おすすめの洗える色無地>

洗える訪問着(付下げ)/ハレノヒ小袖

洗える訪問着(付下げ)/ハレノヒ小袖

ハレの日を彩る「洗える訪問着(付下げ)」

 洗える着物の中には、フォーマル〜セミフォーマルなシーンでもお召しいだだける「洗える訪問着(付下げ)」があります。洗える訪問着をお召しになる際は、格調のある「袋帯」を合わせるとよいでしょう。七五三やお宮参り、入園式や卒園式など、小さなお子さんを連れて着物を着る場では、お子さんのお世話で着物が汚れることもしばしば。汚れや食べこぼしなど気づかないうちに汚れがつくこともありますので、洗える訪問着(付下げ)なら安心です。

<おすすめのご着用シーン>

友人の結婚式

友人の結婚式

七五三・お宮参り

七五三・お宮参り

入学式・卒業式の参列

入学式・卒業式の参列

お茶席

お茶席

<Pick up item|おすすめの洗える訪問着(付下げ)>

サイズ選びのポイント

マイサイズオーダーがおすすめ!

 美しい着物の着こなしの鍵は、なんといっても「自分の寸法に合った着物かどうか?」です。マイサイズで仕立てた着物は、自分の寸法に合わせているため、余計なシワができず美しい着姿になります。一方、既製品の着物は比較的安価で、すぐに着られるといったメリットがありますが、サイズが大きすぎる着物だと、おはしょりのあたりがダボついてシワが目立ったり、サイズが小さい着物だと、裄丈が合わずに腕が多く露出していたりと、美しい着姿をつくるのが大変です。

マイサイズオーダーの洗える着物
(お仕立て商品)

[メリット]

□ 着姿が美しくなります
自分の身長、腕の長さ、体型に合わせて仕立てるため、体にジャストフィットします。
□ 着付けが楽で着崩れしにくい
おはしょりの処理など、サイズの合った浴衣は着付けが楽に綺麗にできます。
□ 愛着がわく
自分のサイズに合わせたお誂え品という特別感を感じていただけます。

[デメリット]

□ 時間がかかる
採寸から仕立て上りまで数週間〜約2ヶ月ほどの納期が必要となります。
お急ぎの希望がありましたら、やまとオンラインストアのコンシェルジュまでご相談ください。可能なかぎりご要望にお応えいたします。

プレタの洗える着物
(既製品/仕立上り品)

[メリット]

□ すぐに着られる
仕立上り品なので、ご購入後すぐにお召しいただけます。
□ 比較的リーズナブルなものが多い
既製品の浴衣は比較的お求めやすい低価格なものも多いです。

[デメリット]

□ サイズが合わなければ着付けが大変
身長や手の長さが既製サイズに合わない場合、おはしょりの処理など着付けが難しい。
既製品を選ぶ際に特に確認したいのは、
・身丈=自分の身長と±5cm以内かどうか?
・裄丈(手の長さ)が合っているかどうか?
□ サイズが合わなければ着崩れしやすい
体型に合っていなければ、歩いたり動いたりするうちに裾が広がったり、着崩れしやすい。

シーズンに合わせたお仕立て

袷(あわせ)とは?・単衣(ひとえ)とは?

 ひとことで言うと、単衣は「裏地をつけずに仕立てた着物」のことで、それに対し、裏地(胴裏と八掛)をつけて仕立てた着物を「袷(あわせ)の着物」と言います。裏地が付いていない分、袷の着物と比べて「軽くて着やすい」ため、多くのきものファンより敢えて単衣で仕立てたいというご要望も頂戴しています。また、着物の種類には、単衣や袷といった「仕立て方の違い」による種類のほか、訪問着や色無地、小紋や紬など、TPOに応じたきものの種類もありますが、単衣に仕立てることで着物の格が変わることはありません。
 なお、単衣の着物には裏地が付いていないため、座る際など背縫いや後身頃に力がかかり、縫い目が割れたりする場合もあります。また薄めの生地の場合にはインナーが透けて見える場合もあります。これらを解消するため、後身頃の腰まわりに「居敷当(いしきあて)」をつけてお仕立てすると安心です。

[裏地つき]袷の着物
[裏地つき]
袷の着物
[裏地なし]単衣の着物
[裏地なし]
単衣の着物
単衣の着物に居敷当を付けると安心です
単衣の着物に
居敷当を付けると安心です

袷と単衣っていつ着られるの?

 洗える着物も、他の着物同様、季節に合わせて仕立て方を変えます。一般的には、学生服の衣替え同様、10月から5月くらいまでは「袷の着物」を、そして、盛夏を除く6月と9月は「単衣の着物」を、7月と8月の盛夏には「夏の着物(薄物)」とされています。しかし、今は「温暖化」もあり春先や秋口でも、袷の着物を着ていると汗ばむような陽気の日が多くなりました。フォーマルな席や茶事など、昔ながらのしきたりを大切にしているシーンにおいては、これまでのルールを守っている場合もありますが、今では衣替えに関わらず、桜の咲くころや、ゴールデンウィーク、秋であっても「単衣の着物」を着用することが多くなりました。

<今は体感温度で>

着物着用季節 表

#洗える着物 #ウォッシャブル着物
きものやまとオリジナル
洗える着物 LINE UP

やまと可憐

洗える小紋・洗える色無地のオリジナルきもの「やまと可憐」。

きものやまとオリジナルアイテム「やまと可憐」。その人気の理由は、シワになりにくく自宅の洗濯機で洗える気軽さと、様々な場面でご着用いただける上品で繊細な色柄にあります。また、ポリエステル素材で発生してしまう静電気を半永久的に抑え、風合いは絹のようになめらかで着心地が良いことも、永く愛されているポイントです。やまと可憐のシリーズでは、セミフォーマルなシーンや、お稽古事にも最適な「洗える色無地」、カジュアルシーンで自分らしいおしゃれを楽しむ「洗える小紋」など、幅広いラインナップをご用意しています。

生地のこだわり|絹のように滑らかな素材

国内の指定工場で、厳しい品質管理の下、オリジナルの生地を生産しています。エルマジックは、ポリエステルの最大の難点であった静電気を解消したいという想いの下、耐久静電効果の持続をテーマに素材開発されました。だから裾捌きが良く抜群の着心地です。また、異形断面糸を使用することにより、シルクのような肌触りを実現していることも人気の秘密です。

ELMAGIC やまと 東レきもの販売株式会社

染めのこだわり|ワンランク上の上質な染めと加工

染めサンプルの修正を経て染色へ。アイテム毎に各指定工場にて染色します。小紋=ハンドスクリーン、付下=インクジェット染色、色無地=ロール捺染とアイテムにより染色方法も変えています。染めは正絹と全く同様の工程で進められており、地色に深みがあります。やまと可憐の色柄は非常に繊細な表現が多く、細部まで拘っており、開発当時は製品になるまでに大変苦労を伴いました。

やまと可憐 ものづくり動画

「やまと可憐」のさんちを訪れ、ものづくりの裏に秘められたつくり手の想いに触れてきました。やまと可憐の奥深い魅力に迫ります。

洗える小紋シリーズ

ちょっとした普段のお出掛け、古都散策、お食事会など様々なカジュアルシーンで活躍する洗える小紋シリーズ。しなやかで柔らかな素材にこだわり、裾さばきが良いのできれいな着姿を表現してくれます。しわになりにくい素材ですからご旅行や、観劇など長時間お座りになる場面でも安心です。

洗える小紋シリーズ 01
洗える小紋シリーズ 02

洗える色無地シリーズ

地紋には有職文様である七宝を織り上げました。シンプルな色無地は、帯や小物合わせで着回しが自由自在。金銀糸の袋帯でドレスアップや、大柄の名古屋帯で遊びのある着こなしまで、様々なシチュエーションで活躍します。

洗える色無地 01
洗える色無地 02
永く愛せる定番きもの やまと可憐 特設ページ

謂われ(いわれ)のある柄を気軽に楽しめるオリジナルの洗える着物

きものやまとベーシックは、謂われ(いわれ)のある柄を気軽に楽しめるオリジナルの洗える着物です。テイジンの異形断面糸を使用したポリエステル素材を使用。北陸の福井で織り上げたしなやかな風合い、発色の良さが特徴です。帯電防止、撥水撥油加工を施しておりますので、普段着として気軽に楽しんでいただけます。しわになりにくい素材ですので、ご旅行や長時間お座りになる場面でも安心です。

ハレノヒ小袖

フォーマルだけじゃない。私らしくハレの日をまとう、ハレノヒ小袖。

行事やセレモニーはもちろん、自分の気持ちをあげたい時、ハレノヒ小袖をまとえば、自分も周りもちょっと誇らしい一日に。京都で一筆一筆丁寧に染めを施した、イージーケアだけど本格派のきもの。合わせる帯はこだわりの西陣織。現代を生きるあなたに届けたい。そんな想いから生まれました。

生地のこだわり|絹のように滑らかな素材

半永久的に静電気が起きない糸から開発した、きものやまとで人気の「やまと可憐」の生地を使用しています。ご家庭で洗えるポリエステル素材は、お洗濯を繰り返しても静電気を抑える機能が続きます。しなやかで柔らかな素材にこだわり、裾さばきが良いのできれいな着姿を表現してくれます。しわになりにくい素材ですから、ご旅行や、長時間お座りになる場面でも安心です。

染めのこだわり|ワンランク上の上質な染めと加工

美しい染めの文化が息づく京都にある工房、岡山工芸さんで京友禅をほどこしました。絹と同等の染色技法で職人が丁寧に一反ずつ染め、着た時にポイントとなる部分に一筆一筆彩色を施した手描き友禅です。柄の部分は「糸目上げ」という細かい線で表現し、ポイントを配色にこだわりながら人の手で彩色をしています。

洗える訪問着(付下げ)

きものやまとオリジナルのポリエステル付下げ訪問着です。
結婚式などの式典はもちろん日常にも、雨や汚れを気にせずお召しいただけます。フォーマルシーンで着用できる柄付け(付下げ訪問着)でありながら、おしゃれ着として普段のおでかけにも着られるシンプルなデザインなので、コーディネート次第で幅広くお楽しみいただけます。

洗える訪問着 01
洗える訪問着 02
洗える付下げ訪問着 ハレノヒ小袖 特設ページ
江戸日和
江戸日和 着物

伝統に現代の感性を重ねた「江戸日和」

260年にわたり天下泰平が続いた江戸時代。文化が大きく花開いたこの時代に育まれた美意識や洒落、そして遊び心は、今も私たちの暮らしに息づいています。「江戸日和」は、東京・小石川で創業したきものやまとが、「江戸」をテーマに〈きもの〉〈帯〉〈装身具〉をつくり上げる企画です。伝統に現代の感性を重ねることで、「新しい価値」と「気づき」を届けます。江戸日和の着物の素材には、イージーケアが魅力のポリエステル素材を用いた洗える着物ほか、片貝木綿などもご用意しています。

#洗える着物 #ウォッシャブル着物
洗える着物 コーディネート術

洗える着物の種類に合わせた帯選び

着物の種類・TPOに応じて、合わせる帯選びも変わってきます。

洗える着物の種類に合わせた帯選び 表

 洋服にドレスやワンピース、ジーンズなど、TPOに合わせた装いがあるように、着物や帯にも、フォーマルシーンに映えるもの、カジュアルシーンに向いているものがあります。また、ジャケットにデニムを合わせてカジュアルダウンするように、TPOや気分で帯を使い分けることで、同じ着物でも幅広いシーンで楽しむことが出来るのも、着物遊びの醍醐味と言えます。
 お気に入りのきものも、帯ひとつ変えるだけでガラッと印象が変わります。着物の世界では、「着物一枚に帯三本」などという言葉もあるように、帯はコーディネートの決め手。 ここでは、帯の種類と、基本的なきものと帯の組み合わせ方をご紹介します。

袋帯

洗える訪問着(付下げ)や、洗える色無地をフォーマルな場で着るなら「袋帯」がおすすめ

 袋帯は、帯の中でも格式が高く、主にフォーマルな席で用いられます。表地と裏地を別々に織り、袋状に仕立てることから袋帯と呼ばれます。帯の長さは、約4.3m前後あり、お太鼓を二重に重ねた「二重太鼓」という帯結びが一般的です。二重太鼓には「喜びが重なりますように」の意味が込められています。また、袋帯は、金糸や銀糸を用い、吉祥文様など華やかな柄が施されたものが多いですが、中には、カジュアルシーンに向けた「しゃれ袋」と呼ばれるものもあります。

名古屋帯/京袋帯

色柄のバリエーションが豊富で、自分らしい装いが楽しめる「名古屋帯/京袋帯」

 洗える小紋はもちろん、木綿の着物、色無地などに合わせていただきたい「名古屋帯/京袋帯」。名古屋帯は、袋帯を簡略化して作られた帯で、大正時代に名古屋の女性が考案したことから、名古屋帯と呼ばれるようになりました。主に「一重太鼓」と言う帯結びが一般的で、カジュアルシーンに最適な帯です。また、京袋帯は、名古屋帯同様、カジュアルシーンに適した帯で、袋帯のように表地と裏地を縫い合わせて袋状に仕立てられています。帯の長さは名古屋帯と同じくらいで一重太鼓結びに適しており、帯幅を調節できます。

半幅帯

気軽さや遊び重視なら、帯結びのバリエーションも豊富な「半幅帯」がおすすめ

 気軽なお出かけなどカジュアルシーンで楽しむならば、半幅帯もおすすめです。一般的にゆかたに合わせる帯としても馴染みのある帯です。ゆかたのみならず、小紋や紬、木綿着物などのカジュアル着物にも合わせていただけます。帯結びのバリエーションも豊富で、結び方によって、後ろ姿の印象が大きく変わるため、自由で個性が出しやすい帯です。素材も、正絹・綿・麻・ポリエステルと様々あり、それぞれ締め心地が異なります。

着物と帯 “色合わせ”のヒント

同系色と反対色の帯合わせが与える印象は?

 例えば、濃地の着物に明るい色の帯を合わせると、メリハリの効いた華やかな印象になります。勿論、濃地の着物+濃い地帯の同系色コーディネートもOK。シックで粋なスタイルになります。その場合は帯揚や帯締めに明るめの色を取り入れると、重くなりすぎず、バランスが取れたコーディネートに。一方、淡い色合いの着物に、同じような白系の柔らかい色の帯を合わせれば、より洗練された上品な印象に。淡い地色の着物に濃い地色の帯を合わせれば、キリッとメリハリのあるカッコ良い装いになります。帯合わせで自分らしい装いを色々と試してみませんか?

同系色の組み合わせ

濃地の着物に濃地の帯を合わせたワントーンコーデ
濃×濃

濃地の着物に濃地の帯を合わせたワントーンコーデは都会的で洗練されたクールな印象

淡地の着物に淡地の帯を合わせたコーデ
淡×淡

淡地の着物に淡地の帯を合わせたコーデは女性らしさ際立つ上品で柔らかな装い

反対色の組み合わせ

濃地の着物に淡い帯を合わせたコーデ
濃×淡

着物と帯の合わせが反対色ならば着物と帯がそれぞれ際立ち、メリハリのある華やかな印象を与えます

淡いの着物に濃地の帯を合わせたコーデ
淡×濃

淡地の着物に濃地の帯合わせはモダンな印象を与えます。見た目の引き締め効果も◎

Pick Up:着物ファンの強いミカタ!長襦袢がいらない「スリップじゅばん」

長襦袢の面倒を解消!きものをもっと「気軽に・簡単に」着ていただけるアイテム

スリップじゅばんは、やまとオリジナルの簡易襦袢。着易さ・着心地・快適さを追求し、素材や袖口にもこだわりました。洗える着物でのお出かけなど、カジュアルシーンにおすすめです。当社スタッフにも愛用者が多い大人気アイテムです。

スリップじゅばん 特設ページ

#洗える着物 #ウォッシャブル着物
How to|洗える着物の洗い方

まずは「洗濯表示タグ」を確認しましょう

洗える着物といっても「箔加工など」で、洗濯機ではなく手洗い推奨の場合もあります。

 洗える着物は基本的にご自宅の洗濯機で洗うことが可能ですが、箔なのど加工がされているものなどは、手洗い推奨の場合もありますので、洗濯機で洗う前に、「洗濯表示タグ」を確認しておくと良いでしょう。

洗える 着物

(例)やまと可憐 宝尽くし 真珠色の「洗濯表示タグ」

洗濯タグ表示
洗濯表示について

洗える着物|洗濯時のポイント

着物 洗濯ネット

Point 01|着物は必ず畳んで、大判の洗濯ネットに入れましょう。

型崩れを防ぐため、畳んで洗濯ネットに入れて洗います。畳んでおくことで洗濯機の洗いや脱水の時にくしゃくしゃにならないので、洗濯ジワができにくくなります。たたみ方は本だたみでも袖だたみでも問題ありません。衿元や袖口など、汚れが気になるところは予め洗剤をつけておくとより綺麗になります。

着物のたたみ方動画
おしゃれ着洗剤

Point 02|洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤がおすすめです。

洗剤は、おしゃれ着用の中性洗剤を適量使います。洗浄力が高いアルカリ性の洗剤、蛍光剤や漂白剤が入っているものは、色落ちの原因になるので避けましょう。

洗濯

Point 03|水流の弱いコースを選択、脱水は短めに。

洗剤を入れた後は、洗濯機のモードを「手洗いモード」や「ソフトコース」など水流の弱いコースを選択します。また、強く脱水しすぎるとシワになってしまうこともありますので、脱水に関しては30秒〜1分など、通常より短い時間で行うとよいでしょう。
また、色移りが心配な場合は、他の洗濯物とは別に、着物だけ単体で洗うと安心です。

着物 干し方

Point 04|室内や直射日光の当たらない所で「陰干し」

洗濯機で洗った後は、着物ハンガーにかけて「陰干し」しましょう。日光に直接当てると色やけの原因になってしまうので、必ず風通しの良い日陰で干しましょう。ポリエステル素材の着物は乾きやすく、シワになりにくいのが特長です。干す際は着物の形を崩さないようにするために、着物専用のハンガーを使用すると安心です。

着物ハンガー ¥2,200
アイロン

Point 05|基本はアイロン不要。

ポリエステルの着物はシワになりにくいのが特徴です。どうしても気になるシワがついてしまったときは、低温~中温で当て布をしながらアイロンをかけてください。あて布をすることで生地の伸びやテカリを防ぐことができます。スチーム機能は使わないようにしましょう。また、刺繍や金箔がある箇所にアイロンを当てると熱で取れてしまうため、アイロンは当てないようにしましょう。

京洗い 丸洗い 着物

京洗い

ご自宅で洗うのが面倒・心配な場合は、
きものやまとでもクリーニングを承っております。

一級技能士の指導のもと生地の特徴を見て、衿、袖口、袖を先に予洗いし、全体的にドライクリーニングをし、仕上げは一枚一枚手作業で行っています。京洗いでは、油性の汚れを落としてくれるので、ファンデーションや皮脂汚れはもちろん、大気ガスなどの油性物質によって全体に付着しているホコリなどもキレイにすることができます。

合繊着物の京洗い ¥6,600
洗えるきもの 洗えるきもの
きものやまと