商品詳細
きものやまとオリジナル【江戸日和】の西陣九寸名古屋帯です。
【江戸日和シリーズ】
260年にわたり天下泰平が続いた江戸時代。文化が大きく花開いたこの時代に育まれた美意識や洒落、そして遊び心は、今も私たちの暮らしに息づいています。「江戸日和」は、東京・小石川で創業したきものやまとが、「江戸」をテーマに〈きもの〉〈帯〉〈装身具〉をつくり上げる企画です。伝統に現代の感性を重ねることで、「新しい価値」と「気づき」を届けます。
帯 ー着姿を調えるー
今でこそ、着姿の中心となる帯ですが、昔は細い帯で結ぶだけでした。現在の帯の原型は江戸時代に完成したとされ、太鼓結びは1813年、江戸亀戸天神の太鼓橋が再建落成された時、それにちなんで深川の芸者が結んだ帯の形が元と言われています。江戸を感じる色柄をモチーフにした帯を楽しんでいただきながら、粋な着こなしができる「ぶっちがい」「だらり文庫」という巻き方をはじめとした表情豊かな帯結びを提案します。
<デザイン>
雪がふりかかった椿”雪持ち椿”。冬の趣を移した椿の花を繊細な織りで表現した帯です。
盆栽が大ブームになった江戸時代では、数多くの品種の椿が誕生。そのうちの1つである「江戸錦」とよばれる、白い路地に紅色の縦絞りが入る八重椿をお太鼓柄に描きました。前太鼓には、枝椿と盆栽の椿の柄を織り出したデザイン。京都西陣のとみや織物が得意とする、細やかな織表現を駆使して写実的な表現にこだわって製作しました。
地色は緑がかった黒色で、同系色の縞柄を配しています。椿の柄は、縞柄から顔を出すようにデザインすることで、奥行きを感じる絵柄に仕上げました。
<技法>
繊細な柄表現が可能なジャガード織機にて製作。通常はフォーマル用の帯の製作に使用する織機で、経糸は2700本使用しています。柄部分は多色の絹糸を使用。立体感色のある色柄を、糸の多色使いと細密な織り方で表現しています。また、柄糸は帯の両端まで渡っておらず、色糸を部分使いするといった高度な技法で製作しています。2700本の経糸、地模様と柄部分にそれぞれの織り方を重ねて織り出し、最高峰の細やかさで表現しました。