EX.01 袷仕立付の着物を「単衣着物」として仕立て欲しい
単衣着物は従来、春から夏、夏から秋へと季節が移るシーズンに着用され、主に6月と9月に着られていましたが、昨今の気候変動もあり、5月や10月なども袷の着物では汗ばむ日もあります。裏地がついていない分、軽くて着やすい単衣着物の人気は高まり、ちょっと肌寒い日はショールや羽織で調整するなど、単衣着物が活躍するシーズンは長くなってきています。
やまとの袷仕立付商品には、胴裏・八掛といった裏付属も含まれています。単衣仕立へ変更の場合、胴裏・八掛は不要となり、裏衿が必要となります。裏衿は、正絹・ポリエステル・綿よりお選びいただけます。お手入れ時の収縮率を踏まえて、表地と同じ素材のものを選ばれると良いでしょう。アイテム(着物の種類等)により変更に伴う料金が異なりますので、具体的な価格等、詳細はスタッフへお尋ねください。
<裏付属料金表>
裏衿(正絹) |
2,200円(税込) |
裏衿(ポリエステル) |
880円(税込) |
裏衿(綿) |
330円(税込) |
EX.02 単衣仕立の着物、浴衣や木綿着物に「居敷当」を付けたい。
居敷当とは、生地を補強する当て布を指します。下着などの透けを防止する役割もあり、薄物の夏着物や麻着物、浴衣などに居敷当をつけたいといった方も多くいらっしゃいます。紗や絽の夏着物など、色のある夏の長襦袢で透け感・襲ねの色を楽しみたい場合などは、居敷当はつけないのもおすすめです。居敷当をお付けしたい場合は、正絹・あかね(絹・ポリエステル交織)・ポリエステルよりお好みの素材をお付けすることが可能です。
<裏付属料金表>
居敷当(正絹) |
4,400円(税込) |
居敷当(絹・ポリエステル交織) |
3,300円(税込) |
居敷当(綿) |
2,200円(税込) |
居敷当(麻) |
10,890円(税込) |
居敷当(ポリエステル) |
1,100円(税込) |
EX.03 浴衣のバチ衿を広衿で仕立てて欲しい
浴衣や、木綿の着物は一般的に「バチ衿」と呼ばれる、半分に折った状態で縫いとめた衿に仕立られます。一方、着物は、衿の倍の衿巾で仕立てられる広衿が一般的です。広衿は、実際に着付ける際に、半分に折って着付けるため、衿の巾が調節でき、ふっくらとした美しい衿元となるのが特徴です。浴衣に長襦袢を合わせてお召しになる際などは、着物風のスタイルで広衿にされると、上品で、大人っぽい着こなしになります。広衿に仕立される場合は、別途、裏衿の料金がかかります。
<裏付属料金表>
裏衿(ポリエステル/夏) |
880円(税込) |
裏衿(綿) |
330円(税込) |
EX.04 反物を「女性用・男性用・子供用」に仕立て欲しい
着物の反物は、女性・男性・子供問わず、お仕立することが可能です。「男性着物のスタイリッシュな無地感覚の木綿着物を、女性用に仕立て着たい…」「女性向け着物の豊富な色柄から、男性向けの着物を誂えたい…」「素敵な柄の小紋を子供に着せたい…」 といったご要望にも対応いたします。 女性向けの反物を男性用に仕立る際、反物の幅により、裄の寸法が出ない場合もございます。また裏付属や、お仕立料金等も変わりますので、ご希望の際はスタッフまで気軽にご相談ください。
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