商品詳細
秋冬の景色から着想を得てデザインした、きものやまとオリジナルの結城紬です。
季節の移ろいに目を向けたり、日々の何気ない風景の美しさに気づいたり。紅葉や木の葉、冬へ向かう光の色など、秋冬の自然が見せる表情を、結城紬ならではの亀甲絣で表現しました。真綿から紡いだ糸で織り上げる結城紬は、やわらかな風合いと素朴な表情が魅力です。その素材感は、植物や景色といった自然のモチーフととても相性が良く、絣ならではの表現を楽しんでいただけるよう意識しました。結城紬ならではのやわらかな風合いと繊細な亀甲絣を生かし、季節の美しさを日常にそっと取り入れられるデザインです。
<デザイン>
濃いグレー地にカラフルな色で染めた経糸を配した間道柄です。4色に染め分けた糸束を経糸に配して表現しました。染め分けた糸色が、ランダムに織り出される見えかんが特徴です。暗い夜を照らす街あかりをイメージして配色でデザインをしました。
<素材>
経(たて)糸に真綿動力引糸(生糸絡み)と緯(よこ)糸には真綿動力引糸を使用し、経(たて)糸に生糸の強度を持たせることで、丈夫ですっきりとした質感に仕上げています。結城紬は真綿糸の節がある、ほっこりとした風合いが特徴ですが、着込めば着込むほどに真綿の毛羽立ちが薄まり、絹の光沢感が増していきます。風合いも柔らかくしっとりとした質感に変化し、着心地の良さが高まる着物です。
<技法>
糸束(かせ)を多色で染める技法を結城さんちでは「繰り染め」と言います。こちらの商品は、4色に繰り染めした糸を経糸に使用して織り出しています。繰り染めをする際、1色約25cnの長さで染めています。4色の内、1色は地色のグレーと同じ色にし、繰り染め箇所が浮き上がってくるかのような見え感に、こだわりました。4色が均一の長さになるよう、染釜の上に木製の枠を作り、枠の上から糸を染釜の中の染料に浸して染めるという、今までにもほぼ行わない技法で染めています。糸に染料が染み込み過ぎないよう染液ギリギリの箇所を縛っておきます。こちらの商品の繰り染めは「絣」をつくる技法と同様の手間と時間が掛かっています。
※湯通し代を含みますが、産地湯通しをご希望の場合は変更を承ります。
※袷仕立てをご希望の場合、コンシェルジュにご相談ください。