着物・振袖・和装小物なら「きもの やまと」

どこかの箪笥で長く眠っていたきもの。
着古され、廃棄間近だったきもの。
品質へのこだわりから、お店に並べることができなくなってしまったきもの。
それらのまだまだ力を持った布たちを集め、こつこつと新たなプロダクトを作っています。
環境問題への配慮という視点はもちろん、
彼らにもっともっと陽の目を浴びてほしいという想いではじまりました。

今回は、キズものとしてデッドストックになっていた反物をパッチワークで繋ぎ合わせ、シルクのショールをつくりました。
絶妙なバランスと細やかな拘りが光るパッチワークは、神戸の＜CHRISTIAN PEAU＞によるもの。
レザーをはじめ様々な素材を巧みに使い、どこかクラシカルで独特な雰囲気をもったアイテムをつくる彼らの手で、
新たなテキスタイルとして生まれ変わりました。
そして、きものという素材の繊細な表情をさらに際立たせているのが、私たちが長年きものをつくり続けてきたさんち＜奄美大島＞の泥染め。
奄美の泥田で、職人が反物を一点一点染め上げたものです。書ききれないほどの工程を経て、深く複雑な色味へと仕上がっています。