Nathalie Interview

ナタリー・レテ(Nathalie Lété)

@Paige Anthony

ナタリー・レテ(Nathalie Lété)

フランス人アーティスト。子どものころのやや空想からインスピレーションを得て、
絵本やテキスタイルなどを制作。ユーモラスでハッピーな世界観の作品は世界中の方々に愛されています。

 @nathalie_lete

今回浴衣のコラボレーションをどのように感じていますか?
また、ナタリーからみた日本の魅力・浴衣や着物の魅力はどんなところですか?

今回やまとさんとコラボレーションできたことをとても嬉しく思っています。
ずっと以前から私のデッサンを使って、日本の伝統的なオブジェや服にミックスさせるようなコラボレーションをしたいと願っていました。
伝統的な服を今現代に身に着けるということはとても素敵なことだと思います。それによって私たちは過去にトランスポーテーションしますが、コットンの生地、作りやプリント柄がプレシャス(特別高貴なもの)ではないから、シルクの伝統的な着物の時のように生地を傷めてしまうような心配もなく、誰でも気軽に着ることができます。

今日の若い女性にも、新しいもっとモダンなやり方で、普通の日常的な衣服、スカートやパンタロン、靴下をミックスさせたりしながら着物、浴衣、羽織を再発見してもらうことができると思います。
そして、私の面白くてカラフルで元気なプリント柄が、そうでもなかったらこういう服を普通は着ないだろうなという人たちの関心も引き寄せることができたらいいなと願っています。
私個人としては、浴衣をローブ・ドゥ・シャンブル(部屋着)のように、そして羽織は夏のベスト(上着)のように着ると思います。
私のお気に入りのピースはターコイズの浴衣で、私のデッサンのプリント柄がジャガード風のこの生地にとてもいい仕上がりになっているからです。

アート作品の制作時、どんなところからインスピレーションを得ていますか?

私は昔の版画や子供時代のイラストレーションの本、60年代、おとぎ話(寓話)、ヴィンテージのおもちゃ、森の動物たち、猫や犬、鳥、虫や花々、、、、などからインスピレーションを得ています。またアートやクラフト、フォーク(民族文化)の世界にも惹かれます。すべてのどの国にも関心があるのですが、その中でも特別惹かれるのは東欧とアジアですね。それは自分のオリジン(自分の血)がそこから来ているからです。私はいろいろな異なるインスピレーションをパッチワークのように混ぜ合わせ、ヒストリーを語るのが好きです。
実際のところ、特に私自身に幸せをもたらしてくれるような世界をあらたに自分に対して創りだしているということなのですが、それは私のいろいろなコラボレーションによって他の人たちにも幸せ(ハッピー感)をもたらすことにつながっています。

@Nat paints

日本のファンへ一言お願い致します!

私は日本にこの3年来行っていません。正直なところ、とても日本が恋しいです。
もちろん日本のブランドとコラボレーションは続いていて、色々なイベントもありますが、、、、でも一番自分が恋しいのは、日本の通りを散策したり、美味しいものを食べたり、、、、(私は特にそば、もち、抹茶、黒胡麻が好きです)、日本語を話しているのを聞いたり、日本の私の友人やファンの方に会うこと!なんです。
皆さんにキスを送ります。そして早く皆さんに会いに行けることを願っています!!!