今回浴衣のコラボレーションをどのように感じていますか?
また、ナタリーからみた日本の魅力・浴衣や着物の魅力はどんなところですか?
私はKimono by Nadeshikoの2回目のコラボレーションが出来たこと、そして今回はパリでクリエーターのMayuさん、社長のTakayuki氏、そしてPOPUP の現場を担当してくださったチームの皆さんに出会うことが出来たことをとても嬉しく思います。皆さんにお会いしたことでブランドをより理解することができました。クリエーターと直接やりとりすることはとても大切だと思います。こうして私は生地が日本で伝統的な手法で生産されていることを知りました。とても素敵に出来上がっているなと私が思っているアクセサリーピースは完全に手作業で作られており、かかとがコルク製の下駄も同様に手塗りで素晴らしいです。
今回2回目となるこのコラボレーションは1回目のコラボレーションよりもさらに完成度の高いものになっていると思います。そして一つ一つのアイテムがスパイク=私のダックスフンドや私を幸せにしてくれる物たち=自然や動物の小さなストーリーの一部になっています。
私はコレクションが、それを見る人たち、買ってくれる人たちにストーリーを語るのが好きです。買う人もただの服やアクセサリーとして購入するのではなく、あるヒストリーの一片を購入してくれたらいいなと思います。
Etsukoのおかげで一連の写真も素晴らしいものになりました!感謝します!
アート作品の制作時、どんなところからインスピレーションを得ていますか?
私は昔の版画や子供時代のイラストレーションの本、60年代、おとぎ話(寓話)、ヴィンテージのおもちゃ、森の動物たち、猫や犬、鳥、虫や花々、、、、などからインスピレーションを得ています。またアートやクラフト、フォーク(民族文化)の世界にも惹かれます。すべてのどの国にも関心があるのですが、その中でも特別惹かれるのは東欧とアジアですね。それは自分のオリジン(自分の血)がそこから来ているからです。私はいろいろな異なるインスピレーションをパッチワークのように混ぜ合わせ、ヒストリーを語るのが好きです。
実際のところ、特に私自身に幸せをもたらしてくれるような世界をあらたに自分に対して創りだしているということなのですが、それは私のいろいろなコラボレーションによって他の人たちにも幸せ(ハッピー感)をもたらすことにつながっています。