愛を着る。本場大島紬

その一反が生まれるまでに、

たくさんの人の手を介した。
膨大な時間が流れた。

蓄積された技術と途方もない熱意が、
そこにはあった。

けれど、ひとたび袖を通せば、
柔らかく、気軽で、肩肘張らない。

歩きやすく、扱いやすく、
それでいて、ゆたかな品に満ちる。

厳しさと優しさという
両極を持つ、きもの。

大島紬を着る。
それは、愛を着るということなんだ。

愛を着る。本場大島紬

奄美大島の自然が育んだ世界に誇る絹織物「本場大島紬」
―さんち― 鹿児島県 奄美大島・鹿児島県 鹿児島市

奄美大島の自然が育んだ
世界に誇る絹織物「本場大島紬」

―さんち―
鹿児島県 奄美大島・鹿児島県 鹿児島市

大島紬は軽くて着るほどに馴染む着心地の良いきもの

大島紬は、九州から南西 約380km、沖縄とのほぼ中間地点に浮かぶ奄美大島で誕生した、世界的にも類を見ない独自性のある絹織物です。その歴史は古く、約1300年ほどとも言われ、ユネスコの世界自然遺産にも登録された奄美大島の豊かな自然により育まれてきました。大島紬の主要産地は鹿児島県奄美大島のほか、鹿児島市や、一部、宮崎県都城市などでも生産されています。非常に精緻な絣、泥染めによる独特な色合いと艶、そして軽くてシワになりにくく、しなやかな着心地が特徴で、「いつかは大島紬を…」と数多くの着物ファンを虜にしています。製造工程は大きく分けて30~40工程ほどあり、1つ1つの工程が非常に複雑かつ繊細で、熟練した高度な技術を要します。結城紬と並び、日本でも最高峰の絹織物の1つが大島紬です。

大島紬を未来へ“紡ぐ”方々のおはなし

本場大島紬の織工には、高度な技術の習得が求められます。
本場大島紬は一人の織工さんが、1反13メートルを最初から最後まで織って完成させます。柄によっては1 日に数センチしか織れないこともある根気のいる手仕事です。実は、奄美大島には、島内に大島紬の織を学べる学校があります。2018年7月に開校した「本場奄美大島紬技術専門学院」はその内の1つ。やまとが「後継者育成事業」の一環として支援を続けています。入校された皆さん、一人前の織工を目指して日々技術の会得に励まれています。
大島紬を未来へ“紡ぐ”方々へ、お話をお伺いしました。

みんな大好き大島紬。愛を着る100人のスタイル

日々、様々なきものと向き合っている私たちやまとスタッフ。
「きものの中でも大島紬が大好き!」というスタッフは数多くいます。
大島紬のことを知れば知るほど、その魅力の虜になってしまいます。
「とにかく軽くて着心地が良いのよね…」
「他にはない大島紬独特の“黒”が好き…」
「歩くたびにシュッ、シュッという衣擦れの音が心地良い…」
「つくりてのぬくもりを感じるきもの…」
「上質な日常を感じさせてくれる私にとって特別なきもの…」
「年代問わず着られるのが嬉しい…」
など、大島紬の魅力を挙げればキリが無いほど。
そんな大島紬が大好きな、やまとスタッフ100人の着姿ビジュアルを集めました。

大島紬モノづくり動画

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モノづくり人たちの想い。

情熱と愛情を持ってモノづくりに携わる方々のおはなし。
大島紬独自の「黒」を生む「泥染め」の魅力とは…、
世界でも類を見ないほど、複雑で細かな絣模様を織りあげる織工さんの想い…、
大島紬の制作工程や、大島紬を代表する龍郷柄のいわれ、大島紬の歴史など、
モノづくりに携わる方々に語っていただきました。


出演:牧絹織物社長 牧雅彦さん、金井工芸社長 伝統工芸士 金井一人さん、織工 伝統工芸士 柿野千恵子さん

大島紬は一生もの。長く愛し着続ける。

「大島紬の魅力は、軽くて、着心地が良く、丈夫で、着付けも綺麗に決まる」なんて、うたい文句のようにみんなが言うけど、本当に実感レベルでそう感じています…。と語る、柏高島屋ステーションモール店の牧山 丈子さんと、柏柳 健太店長。大島紬について語るお二人からは、心底「大島紬が大好き」という気持ちが伝わってきました。長年、大島を愛し、着続けてきたお二人のエピソードをご紹介いたします。

泥染めによる独特な「黒」が魅力の「泥染め大島紬」の他、泥染めに藍染を重ねた「泥藍大島」や、焼き物の白薩摩にも使用する白泥を用いた「白大島」、草木染めを施した「色大島」など、バリエーション豊富に取り揃えております。さんちと共に歩んできた「やまと」ならではの自慢の品揃えを是非ご覧ください。

きものやまとオリジナル
本場奄美大島紬
泥染め 奄美縞

330,000円(税込)

きものやまとオリジナル
本場大島紬
草木染め 朝凪

330,000円(税込)

きものやまとオリジナル
本場大島紬
草木染め 夕凪

330,000円(税込)

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オンライン接客 承ります。

当店では、専任コンシェルジュとオンラインによる対面接客を承っております。ご希望の際は、以下より、オンライン接客のご予約をお願いいたします。
 また、当社コンシェルジュだけでなく「さんちの織元さん」ともオンラインでお話をご希望いただくことも可能です。
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大島紬を着る。それは愛を着るということなんだ
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